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日本料亭左阿彌
I could have a chance to enjoy Japanese traditional cuisine at Kyoto on Oct.8th.The Japanese style restaurant,named Saami,has not only facinating small cottages but also a beautiful Japanese style garden.

蘇鉄庵金木犀(left)Japanese style restaurant,蘇鉄庵(sotetsu an)
(right)金木犀,orange osmanthus

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saami_10

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

耐震補強工事(seismic reinforcement construction)
知りあいの工務店が幼稚園の耐震補強工事をすることになり相談に乗ることになった。相談に乗るといっても僕にとっても彼にとっても始初めてのことであり、手探り状態で準備・着工に至った。

ウォールスキャナー 
ボッシュ製ウォールスキャナーD-TECT100
RC耐震補強の場合、必ず既設構造物の配筋位置の確認が必要となる。図面はあっても必ず図面どおり施工されているとは限らない。そのため躯体の非破壊検査が必要となる。
あらかじめ対象物(鉄筋等)を被覆している建材(コンクリート等)を設定し、平滑な被覆面を垂直水平にスライドさせることによりその位置と表面からの深さを計測する簡易型非破壊検査機器。データーをPCに取り込んで図面化可能な高級機ではないが別に耐震補強を専門としているわけではないので簡易型で十分。平滑でない既存躯体面をスキャンする場合、エラーが出る。日本ヒルティも非破壊スキャナーをそろえているようだ。

開口部補強_01開口部補強_02

開口部補強。開口部四周にアンカーボルトが結構細かい間隔(@200)で並んでいるのが見える。右写真はその詳細。定着長さはナットで確保されている。又固定されたナットはその先端が斜めにカットされた鉄筋を回転させケミカルアンカー材を攪拌させる役目も併せ持つ。
写真の後、アンカーボルトと加工H型鋼を溶接、スパイラル鉄筋を挿入後コンクリートを打設する。上部に障害物がある場合は間隙に無収縮グラウト注入する。梁柱間にX状に筋違(鉄骨)を設置し、耐火被覆する。

ケミカルアンカー_01ケミカルアンカー_02

左写真は上記開口廻り壁補強に用いたケミカルアンカー材、DSアンカー(丸井産業)。右は下記コンクリート壁柱補強に用いたケミカルアンカー材、HPアンカー(旭化成)

埋設鉄筋位置マーキング鉄骨柱補強_01鉄骨柱補強_02

埋設鉄筋の位置をマーキングしかけた鉄筋コンクリート壁。補強された鉄骨柱。

目荒らし定規

RC壁補強の際既設壁を目荒らしするのだがその面積が当該壁面積の1/3以上必要。上写真のような定規を作りマーキングの上、下写真の電動びしゃん叩きで既設壁表面を目荒らしする。

びしゃん叩き金物_01びしゃん叩き金物_02


耐震補強工事関連参考図書
発行図書一覧(財団法人 日本建築防災協会)


テーマ:建築 - ジャンル:学問・文化・芸術

GRAPHISOFT パワーユーザーカンファランス in 大阪 (2/2)
GRAPHISOFT BIMの次なる戦略と海外の設計事務所によるBIM活用 / 飯田貴氏(Product Marketing/GRAPHISOFT)

 GRAPHISOFT社はハンガリーに本社がありARCHICADはMac出身。日本へのローカライズが1996年とのことなので僕がMinicad 5 を使い始めた頃か。Mac出身ということで親しみを覚えた。現在Windows版とMac版がある。

AIA のOpen Standards (AIA Adovocates Open Standards in Interoperability for Design Software)に準拠、AECbytesに加盟。Vectorworksもそうだが。たまたま面白いサイトを見つけた。Comparison of CAD editors for AEC

 現在既にCompany BIM Sreverによるネットワークの構築が可能となっているが"Cloud"と呼ばれているWindowsAzureの導入によりモバイル性に優れるインターネットを介した環境の構築を次期目標としているとのこと。コスト削減、利便性はわかるが膨大なデータがクローズドではあろうがインターネット環境で行き来することへの懸念(プライバシーの安全性)も生じる。又、それはMicrosoftやAutodesk社などの大手がさらに巨大化することでもある。

 海外設計事務所BIM使用実例(1)Rice Daubney(シドニーにあるスタッフ100人超の事務所)
* 紹介ビデオ Rice Daubney
* ARCHICADによるBIM環境 Rice Daubney's Darren Tims discusses implementation of BIM using GRAPHISOFT ArchiCAD

 海外設計事務所BIM使用実例(2) aidea(フィリッピンにある1995年創立の事務所 建築家集団として世界トップ100に入っている)
* 紹介ビデオ Great Architects on GRAPHISOFT.com - Abelardo M. Tolentino, Jr.

小規模設計事務所によるBIMの活用例 / 松村佳久男氏(一級建築士事務所カクオ・アーキテクト・オフィス代表)

 最も興味深かったプリゼン;最初に事務所兼住宅がある京都の町屋(高瀬川沿いの風景?)と京都タワー近くの写真を見せて、古いものと新しいものとの融合を心がけている旨の説明があった。次に自宅の風呂や子供の写真まで披露したのにはびっくり。又、クライアントを”お客様”と言っていたのにもびっくり。インテリア・建築デザインをビジネスとしてとらえ客の要望に応えようとする姿勢が伺われた。事務所は彼と奥さんを含め他に所員2人。幾つか手描きのスケッチを紹介していたが、プリゼンに必要なアプリ操作はその2人の所員がやっているのだろう。

 完成状態に近いプリゼン;リノベーションであるが、湯の花温泉松風荘の門周り外観の完成写真とAtlantisを使用したプリゼン段階の3Dビューがほぼ同じであった。プリントアウトしたものではなく、オーバーヘッドビューを使用していたので、そのことも功を奏したかもしれない。施主がわかりやすいこともあるが、設計段階でバーチャルではあるがデザインをチェックすることが出来る。

 インタラクティブな空間移動・変更;下記ワニボタルで内部空間をインタラクティブに見せていた。処理速度の関係上仕上げ表現は多少落ちても、即時に見たい空間を見れることはクライアントとの意思疎通を図る上で重要である。インタラクティブであることは、変更に関しても当事者間にとって時間を無駄にせず、合意の形成を容易にする。

 楽しいプリゼン;琵琶湖に近いワニボタルと名づけられた分譲住宅ではBGMとウォークスルーを用い、外観及び内観を見せていた。戸数(6戸)・タイプ数共少ないが、開口部ブラインド(?)の配色バリエーションでうまくまとめている。BGMを使用したムービーは珍しくはないが、見ていて楽しくなるプリゼンであった。

 夜間照明・日影;多分Atlantisを使用しているのであろうが、夜間の外観をプリゼンに取り入れていた。場合によっては昼間よりも効果的に見せることが出来る。又、ある住宅の計画において隣家との関係上、殆どの採光を妻面の開口部に頼っていたが、時間列に応じた内部空間に差し込む太陽光を3Dムービーで表現していた。

スマートBIMコンストラクションへの挑戦 大林組のBIM / 飯田邦博氏(本社建築本部BIM推進室)

 マルチプラットフォーム;Autodesk Revit,ARCHICAD,Bentley,Bebro,CADEWA 他複数のBIMソフトを使用して各プロジェクトに対応しているとのこと。理由は現況の汎用ソフトでは限界があるからとのこと。早い話、もしプレファブ会社なら自社の基準BIMソフトを開発するか、もしくはとっくに使用環境が整っているかもしれない。
現在関西7件、海外4件を含み、28件のプロジェクトでBIMを使用しているとのこと。
施工に限って言えば、BIMというより欧米のように"Vertual Construction"という方が適しているかもしれない。

 実例;大林組研究所新本館(テクノステーション)、海外事例の他、東京スカイツリーでは高所キャンティレバー支持部材の取り付け方法をバーチャルコンストラクションで確認していた。非常に高い精度と技術を要する施工を現場事務所でモニター見ながら検討している様子を見て、京大入試の”カンニング事件”を思い出した。僕にはその度胸も無いが携帯を早打ちできるスキルが無い。慣れというのは恐ろしいもので若い時から慣れていると抵抗感が無くなる。アプリ操作には慣れが必要なことは言うまでも無いが、2次元図面をつき合わしてではなく、モニターを見ながら検討ということも、普通になってくるのだろう。
珍しいところでは桂離宮古書院改修工事(昭和57年竣工)でFacility Managementを行ったとのこと。

 VEBは建築・設備(特にパイピング)の相互干渉をおおまかにチェックするする、柱・梁接合部のプレキャスト化するLRV工法(Left Right Vertical installation)等、有効利用可能な分野が広がっていくのだろう。

 BIMの有効利用に当たっては複数のフィールドにまたがる人が利用するため、利用方法のフローチャートの必要性を紹介していた。

 Build Live Tokyo 2010初参加にして最優秀賞受賞!

GRAPHSOFT社による当日の様子紹介は下記のサイトで。

 グラフィソフトパワーユーザーカンファレンス in 大阪『BIM「試行」から「実践」へ』

 当日の配布資料のひとつ”建設通信新聞 第2部2011年5月26日”は”BIM新たなステージ”を特集としてとりあげている。勿論、官公庁・大手建設会社・大手設計事務所中心のトピックだが。

GRAPHISOFT パワーユーザーカンファランス in 大阪 (1/2)
2011年5月26日大阪ハービスホールでタイトルのExhibitionが開催され、ある教授に紹介いただき参加した。
今流行のBIMに関するARCHICAD14の説明とユーザー2人による使用例の説明がなされた。

僕はまだVectorworksユーザーだが、他社のBIMソフトにも興味があった、というのが参加の理由。

流暢な日本語でのコバーチ・ベンツェ氏による挨拶の後、GRAPHSOFT社の飯田氏、京都在住の建築家松村佳久男氏、そして大林組の飯田邦博氏によるプリゼンテーションがあった。

[ 印象 ]

 BIMが結構一般的になってきてるな、という印象がした。BIM自体の定義が現在進行形の中、言葉のみが独り歩きしているが、使用目的、使用方法に応じた環境が形成されつつあると思う。プラグイン初め、周辺ソフトの充実化もその一因であろう。

 ARCHICADについて詳しい知識は無かったが、VectorworksもARCHICADもほぼ同じ土俵で勝負している印象を受けた。あえて違いをいうなら、前者はプリゼンテーションに適したデザイン面での志向が強く、後者は工学的要素が強い、といったところか。但し、両者ともAutodesk社のBIM提供環境には届かない。

 3次元データを持っているため、例えば2次元の立面図で位置や大きさを変更すればリンクしている平面図・断面図に変更が自動的に反映される。各々別ファイルではあるが平面詳細図、断面詳細図を同じ画面で表示しリンク状態が解るように断面詳細図で建具幅を変更し、その変更が平面詳細図に反映される操作が行われた。カタログを見ると3次元断面パースと平面詳細図、断面詳細図が同画面で表示されていたので、必要に応じ複数画面の同時表示が可能のだろう。

 建築家松村氏のプリゼンテーションは面白かった。本来のBIMというには難があるが、ARCHICADの3次元データをもとに小事務所ならではの使い方をしていた。完成状態に近いバーチャル空間をつくり、設計者の確認作業に加え、施主が理解しやすいプリゼンテーションを紹介していた。極小事務所の僕にとっては非常に面白いプリゼンだった。

 大林組では複数のBIMソフトをプロジェクトに応じ使い分けており、マルチプラットフォームと呼んでいるとのこと。早い話が1つのBIMソフトで各プロジェクトの設計〜施工ステージに対応するには不十分だから、ということである。さもありなん。

 設計者であれ施工者であれ、今までに無い工法等を持った計画ならば、実際に一度作って検討したいと思うだろう。一部の現物模型による実例はあるが、全部をというのは不可能な話である。だから、バーチュアル空間での検証しか方法はない。IFCファイル作成も大切だが、無から有を生み出すものにとっては、より現実に近いバーチュアル空間での視覚的確認作業はより大切な要素である。

詳細は次のブログで。。


テーマ:建築 - ジャンル:学問・文化・芸術

NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか(3)熱狂はこうして作られた
NHK総合テレビ2月27日午後9時〜9時50分。
”太平洋戦争へと向かう道のりで新聞やラジオなどのメディアが果たした役割が明らかになってきた。政策の決定に大きな影響を与えた熱狂した「世論」の実体に迫る。”

あの北朝鮮ですら国連を脱退しているわけではない。日本は国連を脱退してまでどうして戦争への道を歩んだのか。

日清・日露戦争の勝利という布石があったことは確かだろう。いつの間にか日本は世界の列強の仲間入りをした、という自意識が助長され国民のナショナリズム意識が昂まって行く。

世論・マスコミ・軍部のトライアングルヒエラルキーが戦争への道を歩ませる。

軍事政権下では常にそうであるように情報が操作され、マスコミは軍部の広報機関となる。異議を唱えていたマスコミは存亡の危機との狭間で方向転換し軍部に協力する道を選ぶ。報道内容は規制により客観的事実の提供という大義は失われ軍部に不利益な報道内容は除外される。

このトライアングルヒエラルキーは起動すると大きな代償を払うまで止める事は出来ない。

いつか来た道。。。。戦後生まれが多数を占める今、そう感じれる人は益々少なくなり、感じたときには既に手遅れとなっている。

今の政治家を見ていてグローバル社会であるにも関わらず、日本語の通じない世界・文化にどの程度のアンテナ・見識を持ち合わせているのだろう。内ばかりしか見ない傾向が強まれば又いつか来た道を歩むことになりかねない。内に対する情報収集より、世界の情報収集と判断こそ以前にも増して必要である。

民主主義は西欧から輸入された文化だ。北朝鮮の正式名称は朝鮮民主主義妙和国である。実態は三権分立されておらず独裁国家であり、中国も中華人民共和国であるが実態はかけ離れている。日本を含めアジアにおいて真の民主主義の存在は非常に難しいと思っている。

海の外のケースと異なり、日本の場合個人が無いに等しいため、今なお政治のトップは象徴又は実権の無い代表者に等しく、もしいつか来た道を歩むようになれば、第二次世界大戦前と同じく、限られた複数の人の意思が権力の象徴を背景に形となって現れるだろう。

いつか来た道に決して戻ってはならない。


テーマ:歴史雑学 - ジャンル:学問・文化・芸術